2012年3月23日金曜日

抗うつ効果のある食べ物は?

抗うつ効果のある食べ物は?







大切なことは多種類の食物をまんべんなく食べることです。



栄養学では食べ物をがらりと変えると性格にも変化が出ると言います。

嘘かホントか、次の様な人に勧められている食べ物を紹介します。

1.直ぐに怒鳴りつける人

カルシウムを摂ると良い。不足すると神経系統が興奮する。

イライラの原因はビタミンB1の不足かも。ストレスに対抗するのに必要なものです。

2.根気の無い人

お米のご飯を充分に食べていないので体力が低下している。

3.短気な人

直ぐカッと成る人は食塩の摂り過ぎを疑うと良いです。

4.感情の起伏の激しい人

野菜不足や砂糖の摂り過ぎであることが多いです。

5.気分的に落ち込みやすい人

ビタミンE不足が考えられます。ほうれん草やゴマなどを摂ると良いです。

6.無気力な人

たんぱく質不足が考えられます。

7.ストレスに弱い人

ビタミンCを摂ると良いです。ウツ病をビタミンCの投与で治す医者も居たと思います。

(斎藤茂太氏の著書より)

ボーダーの人に抗ウツ剤とビタミンCの処方箋が出されました。



いずれにしてもビタミンの不足にならないような食事にすべきでしょう。








セロトニンやトリプトファンを分泌できるような栄養が望ましいです。



セロトニンを効率よく分泌するには、トリプトファンを豊富に含む食べ物と一緒に、ブドウ糖(米・パン、砂糖、果物)を摂るとよい。



トリプトファン:(肉類、牛乳・ヨーグルト・バナナなど)

●100gあたりのトリプトファンの量↓



ひまわりの種 310

たらこ 291

プロセスチーズ 291

糸引納豆 242

肉類 150~250

アーモンド 201

そば 192

白米 89

豆乳 53

ヨーグルト 47

牛乳 42

バナナ 10



ビタミンB6:(レバー、鶏肉、鮭、あさり、しじみ、牡蠣、胚芽米、玄米、蕎麦、アボカドなど)



●参考文献

「心の病は食事で治す」生田 哲 PHP新書 700円



その他、腹8分目、野菜、たんぱく質、カルシウム、ミネラル、ビタミン類を満遍なく摂るようにすることですね。

白砂糖やカフェイン、アルコール、タバコなどの刺激物をなるべく避けること。(多くのカルシウムやビタミンミネラルが奪われます)



鬱の場合、体の冷えが原因ということも多いので、温かい料理や飲み物、陽性の食べ物を摂ることも効果的です。







ちまたで色々「あれがいい」「これがいい」と言われてますが、今のところ直接効果のある食べ物というのはないようです・・・

仮にもしあって、そればっかり食べて偏食になっても困りますからね・・・

急にバナナダイエットを思い出してしまいました。







科学的根拠はありませんが、赤身のステーキとか鰻の蒲焼きは効くと感じますね。あまり脂っこいと、胃に負担がかかりすぎて、脳に血液が行かなくなりますので、高級な霜降り肉はNGです(笑)



加えて、ご飯やうどん、甘味の類も効果を感じます。



私はこれらが苦手で、刺身とかサラダばかり食べていましたが、ガッツリ食べると調子が良くなる、と意識してからは、体重無視で食べるようにしてます。



※太っても責任はとれません!







食べ物、というか、ハーブですが、「セント・ジョーンズワート」には抗うつ作用があるようです。

諸外国では薬品によるうつ症状改善を受け付けない患者への投与が研究されていて、効果をあげているという発表もありました。ただし、ほとんどが軽度の場合のようですが。



薬局等でも簡単に入手できますが、中には他の成分のおまけに入っている程度のものもありますので、有効成分の表示がしっかりしているものをおすすめします。

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